Arch 1940 7well TROUSERS
最近、一気に寒さを増した北海道。
僕自身も急いで衣替えをし、これから迎える長い冬に向けての準備を進めています。
厚手のコートやジャケット、ハイゲージ、ローゲージニット、パンツは…
秋冬に活躍するパンツといえば、やはりコーデュロイではないでしょうか。
ただ、冬といえばという感覚で今までコーデュロイパンツを履いていた僕ですが、
今回ブログを担当させていただくことになり、コーデュロイという素材の起源やルーツ改めてを調べてみようと思いました。
コーデュロイはそもそも、18世紀初頭にフランスの宮廷の庭師の作業着の生地として採用され、
そこからイギリスの上流階級の人々の狩猟用服へと広がり、
1960年以降は日本でもアイビールックや、アメカジスタイルというファッションとして採用されてきたとのことでした。
やはり、洋服のルーツはヨーロッパから派生されている。
先日スタッフとも会話をしている中で、アメリカを代表するワークパンツ、ジーパン。
そのジーパンブランドといえば言わずと知れている、Levi’s。
その創設者、リーバイ・ストラウスは実はドイツ人である。
これまたルーツはヨーロッパにあると話をしながら盛り上がりました。
当たり前にある服や生地の起源を深掘りしてみると、ルーツや情景が浮かんでくるのが堪らなくなりますよね。
先輩から少し前に“着る服は自由だけど、ルールはあるよ”と教えていただき、服について調べて深掘りすればする程、コーディネートの幅が広がり、
次はこう着てみようや、こんな着合わせもできるんだと、勉強する毎日です…笑
話が逸れてしまいましたが、今回ぜひともご紹介したパンツは…
“1940 TORUSERS”
1940年代のROYAL ARMYのトラウザーズのフィット感や
腰回りのディーテル等、スコットランド、イングランドの1940年代のトラウザーズを掛け合わせた、
Archオリジナルレーベルにて製作。
世界で最も厳しいとされるGOT’S基準をクリアしたアメリカの農場で栽培され手摘みで収穫された天然でブラウンとグリーンに色づいたコットンと、
白色の強いスーピマコットンを独自の配合で作り出した完全なるオーガニックコットンの7Wコーデュロイ素材。
7Wという中コールのため、太畝よりも見た目に軽さが出ており、パンツとしての汎用性が高い仕上がりに。
トラディショナルな合わせや、アウトドアなスタイルには勿論、
ヒッコリーパンツやコーデュロイは汚れが目立ちにくいため、
ちょっとした作業でも着れる正にルーツに添った着こなしも楽しめそうです。
Arch 松林