MOJITO / FINCA VIGIA CARDIGAN- ARCH EXCLUSIVE-
今週末、2023/4/14(金)〜4/16(日)で開催するイベントMOJITO ARCH EXCLUSIVE ITEM 発売会。
今回のイベントのためにご用意しました別注FINCA VIGIA CARDIGAN(フィンカビヒアカーディガン)の製作は半年前のMOJITO(モヒート) デザイナー山下氏との会話からスタートしました。
話は昨年の9月、MOJITOの展示会まで遡ります。
毎シーズンながら、今年はどのような新作アイテムがあるのだろうと心を躍らせて新作アイテムを拝見させていただくと、その中で一際目を引くアイテムがありました。
山下氏にそのアイテムについてお伺いすると、この形は23年春夏シーズンからの新型で「ハンティング」「海」「コンフォータブル」を一着の洋服で表現されているとのこと。まさにヘミングウェイを象徴するものをこの洋服に詰め込んでいるのだと瞬時に感じたのを覚えております。
FINCA VIGIA(フィンカビヒア)とはMOJITOのブランドを語る上で欠かすことができない人物ヘミングウェイがキューバのハバナに住んでいた時代のFINCA VIGIAの邸宅から名付けられたものです。
男らしくワイルドで有名なヘミングウェイですが実は繊細で、着こなしなども細部にとても拘っていたという”性格”の部分がこの綺麗な白い邸宅からも伺えます。
今シーズン、MOJITOから登場しているものはまさにFINCA VIGIAを感じられる一着。
シャツの生地ながらカーディガン使用の襟やマチが付いたポケットなど随所にこのカーディガンならではのデザインが施されています。
MOJITOのアイデンティティーが詰まったこのカーディガンを見たときにすぐにやりたいと思ったのですが、同時にこの形で”無地のものも欲しい”というわがままな願望が湧いてきました。
そこで他のアイテムを見ていくうちに一つのアイテムの生地に目が留まります。
それは今シーズンからの新型GULF STREAM PANTS W(ガルフストリームパンツワイド)に使用されていたリネンとラミーの生地。
燻んだグレー色の肉感のある麻(リネン×ラミー)の生地は、まるでフランスやイギリスの農夫やその類の作業着を想わせる印象に映りました。
「この生地でFINCA VIGIA CARDIGANが出来たなら。。。」
そのことを山下氏に伝えると、「決して着こなしやすい色とは言えませんが、このような色や素材はARCHのどの店舗に置いてもシックリ馴染むと思います。ARCHだったら時代を経て完成されたビンテージのトップスとの比較的難しいコーディネートを組んでもかっこいいと思いますよ」と言っていただき、そこからはトントン拍子に話は進んで行きました。
そして遂に待ちに待ったARCH 別注FINCA VIGIA CARDIGANが手元に届きます。
シャツに使用される小ぶりのバンブー(竹)ボタン。ハンティングジャケットなどに見られるマチの付いたパッチポケットやカーディガン仕様の襟。MOJITOのABSHINTH SHIRTの上から着用した時に自然に馴染んでくれる緩めのシルエット。
その全部の要素がこの生地と馴染み想像以上の仕上がりでした。
こちらの別注アイテムは今週末から開催されるMOJITO ARCH EXCLUSIVE ITEM発売会の開始と同時に発売開始となります。
ARCH 米村屋のブログではもう一型の別注アイテムをご紹介しておりますので是非そちらもご覧ください。
※FINCAVIGIACARDIGAN-ARCH-EXCLUSIVE-は系列店ARCH 東京でも今月末4/28(金)より発売予定です。
当日は皆様のご来店心よりお待ちしております。
ARCH STELLAR PLACE 曲木