ANDERSEN-ANDERSEN
2016-17 AUTUMN & WINTER NEW ARRIVAL
“ANDERSEN-ANDERSEN”
海洋国であるデンマークの人々にとって、大切な道具として古くから愛されてきたセーラーセーター(フィッシャーマンセーター)。現在は大量生産と効率をもとめる潮流に流され、多くの創り手が伝統を手放しています。母国デンマークでさえも、昔ながらの非効率な製法を継承するニッターがほとんどいないのが現実です。忘れ去られようとしている伝統を、後世にも引き継いでいきたいという思いから、セーラーセーターの原型を研究し、最高の毛糸を求め、手間の掛かる仕様を実現できるニッタ―を探し、そして創りあげたのが、このANDERSEN-ANDERSENのセーラーセーターです。
昨年まで系列店ARCH HERITAGEにてお取り扱いのあったANDERSEN-ANDERSEN(アンデルセン アンデルセン)のセーターが、今年はARCH ステラプレイス店にも届きました。
なんと言っても一番の魅力は、ずっしりと肉厚な生地感。
原毛には、高品質で知られる南米産のメリノウールを使用。
品質チェックがなされた後、イタリアの紡績工場にて、
滑らか且つ丈夫な “梳毛双糸” へと紡績されます。
※梳毛
羊毛繊維を梳(くしけず)って短い羊毛を取り除き、長い繊維を平行に引き揃えたもの。
毛羽が少なく、滑らかで肌触りが良い。
紡績された糸は、イタリア北東部の小さなメーカーで熟練したニッターの手により、セーターへと仕立てられ、各パーツを繋ぎ合わせるリンキングも、小さな工房にて、
ゆっくりと時間をかけて行われます。
ネック部分の流れるような編み立てと、大きく取られた袖付けの減らし目。
着心地を追求した細かな拘りによって、ローゲージニット特有のもたつきは無く、ストレスの無いフィット感を実現しています。また、目の詰まった5ゲージニットは保温性が高く、弾力性があって型崩れしにくいのも特徴。
しっかり長めに取られた袖口のリブは折り返して着用してもよし、袖口の穴に指を通せば防寒性にも長けており、本格的なセーラーセーターならではのディテールを実感することができます。
ANDERSEN-ANDERSEN / TURTLE NECK SWEATER
COLOR/WHITE,NAVY
SIZE/XS,S,M
PRICE/¥42,000(+tax)-
ANDERSEN-ANDERSEN / CREW NECK SWEATER
COLOR/WHITE,NAVY
SIZE/XS,S,M
PRICE/¥42,000(+tax)-
冬になれば厳しい寒さを迎える、ここ北海道。着心地、保温性、耐久性などニット本来の機能性を備えたANDERSEN-ANDERSENがよく似合う地域だと思います。ファッション性のみならず、地域の特色に合った服を選ぶというのも服選びの醍醐味ではないでしょうか。季節的に少し早めのご紹介となってしまいましたが、以前から気になっていた方、是非見にいらしてください。
Arch STELLAR PLACE 伏見