BPNCOURAより、今季改めてご紹介したい定番アイテムが入荷してきました。

まずはじめにご紹介するのは、Arch STELLAR PLACEでは久しぶりの入荷になりますカバーオール。
1920年代〜1930年代のワークウェアとして実際に存在したものをベースに作られています。

生地には定番ジーズンなどよりも軽いオンスで作製されたBONCOURAオリジナルのデニム生地を使用。
秋口にはTシャツやシャツの上から、１０月１１月になるとインナーにスウェットやセーターなどを着ても着用できるため、とても長いシーズンで着回しが効く万能な生地感です。

また、襟元のチンストラップや海中時計を入れるポケット、オールホワイトのステッチなどは洋服好きには堪らないこのカバーオールならではのディテールです。

肩はジャケットでは珍しいラグラン仕様になっています。
Gジャンだとセットインのため、肩幅が合わない悩みがつきものですが、ライトオンスの生地と相まってサラッと羽織りやすいです。今までデニムジャケットを着たいけど着心地などから避けてきた方には一度羽織っていただきたいですね。

ボタンは鈍く加工されたBONCOURAオリジナルボタン。
着用を繰り返すほどに、BONCOURAの文字が削れていき、特有の光沢が出てきます。
デニムの生地にも言えることですが、細部の経年変化まで拘り作製されているからこそ、長年着用している方にも愛されるんだなとつくづく感じます。

続いてご紹介するアイテムはカバーオールと同じデニム生地で作られたワークパンツです。
こちらは、個人的にとてもご紹介したかったアイテムですごく入荷を楽しみにしていました。

形はUS ARMYのワークパンツがデザインソースになっており、定番の5ポケットジーンズよりワイドなシルエットが特徴です。
全体的に程よい太さがありながらも、自然なテーパードが効いており穿いてみると野暮ったさを全く感じません。

個人的にとても好きな箇所なのですが、バックポケットの生地は向きを横方向に変えています。

こうすることにより、縦落ちする本体の生地とは別に横に色落ちし、オリジナルには無い経年変化になります。
オリジナルをリスペクトしながらもBONCOURAならではの遊びごころはBONCOURAユーザーの心をつかむこと間違いありません。
履き始めは、一見違いはわかりませんが長く履きこむことにより変化がわかり、沢山穿いてきた目印にもなります。

ポケットはワークパンツらしい深めの設計になっているため、携帯や財布などを入れても窮屈になりません。
細かなところですが、休みの日など実際に穿く人には響くポイントです。

フロントはボタンフライでは無く、BONCOURAオリジナルジップ。
もちろんボタンフライもかっこいいですが、5ポケットジーンズのボタンフライとは違った良さがあります。

履き方としては写真のように裾上げしないでロールアップするのがオススメですが、いろいろなスタイルに合わせやすいアイテムなので、裾の長さにお悩みでしたらスタッフにご相談くださいませ。

カバーオール、ワークパンツともにヴィンテージをリスペクトしながらBONCOURAのエッセンスが加わったアイテム。
少し個人的な話になるのですが、つい先月SALON BONCOURAに訪れた際、森島氏からワークパンツのオリジナルのデッドストックを見させて頂きました。
今まで自分が好きで穿いてきたもののベースとなっているものを見た感動は言葉では言い表せないものがありました。

実際にものを見て、自分の手で触る。
百聞は一見に如かずとは言いますが、まさにその言葉通りの経験をさせていただいたことは自分にとって財産です。
その時、ワークパンツについてお伺いした話なども店頭でお話しできたら嬉しいです。

Arch STELLAR PLACE　曲木

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