約8年前、大学一年生だった僕は一足の靴と出会いました。

何も知らなかった当時の自分ですが、その靴の魅力にどっぷり浸かったのを今でも覚えています。

それまで決して良い革靴と呼べるものを履いたことが無かった自分は、レザーの質感や初めて足を入れた時の履き心地など、これが本物の革靴なんだと衝撃を受けました。
その靴とは写真でもお分かり頂ける通り、Paraboot(パラブーツ）です。

まだ、ステラプレイスにArchができる前、洋服を好きになりたての自分はArch札幌店で買い物するようになり、そろそろ良い冬靴が欲しいなと思った時にスタッフからParabootを紹介して頂きました。

冬靴でこんなに滑らない靴はない!!10年以上穿いていてこのソールの減りだよ!!とスタッフの私物を見させて貰い、パラブーツ のことを色々と教えてもらったのが懐かしいです。

気付けばその時一緒に買い物に行った友人二人と色違いの”CHAMBORD(シャンボード）”を購入し、高揚した気分で帰ってました。

約8年履いたシャンボードは決して綺麗とは言えませんが、自分の足の形にフィットし、とても愛着のある一足になっています。
そんな個人的にも思い入れのある靴、パラブーツ が久々に入荷して参りました。

今ではパラブーツ の顔とも言えるシャンボード。
オリジナルで開発された”リスレザー”と”ラバーソール”を兼ね備え、Uチップのタウンユースに作られた見た目は、デザイン性と機能美を併せ持つ、まさにパラブーツ らしい一足です。

Parabootの特徴としてあげられるのが、”リスレザー”と世界で唯一自社製造している”ラバーソール”です。
通常の革よりも多めに油分を含んだリスレザーは雨や雪にとても強く、シミなどにほとんどなりません。

ラバーソールはパラブーツ の名前の由来にもなっているブラジルのパラ港から出荷した良質な天然ラテックスを輸入し、自社生産しています。
グリップ性があり凍った路面などでも滑りずらいのが特徴です。
ノルヴェイジャン・ウェルト製法という本来は登山靴などで用いられる縫製と相まって北海道の冬でもガシガシ履くことが出来ます。

北海道の気候では冬に履く靴はどうしても機能さを優先してアウトドア系のブーツなどになってしまい、靴だけがコーディネートと合わないという方も多いと思います。
上品な面構えながら、ここまで北海道の冬に適した靴はパラブーツ 以外にないのではないかと僕自身、思っております。
冬靴を探されている方も多いこの時期、改めておすすめしたいArchの定番靴です。

Arch STELLAR PLACE 曲木

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