rdv o globe / 別注 BISHOP CH.

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rdv o globe × Guy Rover
昨年の春夏に新登場したMARCEL CH.が記憶に新しいこのダブルネーム。

弊社ミサンガインターナショナルは今年で開業20周年を迎えます。
その大きな節目の年に、上記のダブルネームに”Arch”が加わったトリプルネームの別注シャツを作成して頂きました。

別注アイテムを作る際に毎度考える”rdv o globe”と”Arch”の両方の”らしさ”。
今回着目したのは我々Archにとって欠かす事のできないミリタリーというカテゴリー。

この別注アイテムを製作するに至った経緯がArch Sapporoのブログに綴られておりますので、一部抜粋してご紹介致します。

(以下Arch Sapporoブログより抜粋)
1945年、敗戦した日本を統治するよう任命されたダグラス・マッカーサー。

残存していた日本軍の武装を解除や太平洋戦争の戦犯を処刑、報道の規制、そして日本国憲法の公布などによる民主化など様々な政策を行い、結果として日本を新しい時代へ導いたこの政策は評価され、1951年の退任時には、日本におけるマッカーサー人気は相当なものでした。

そんなマッカーサーが着用しているCHINO SHIRTは、ミリタリー好きや洋服好きに影響を与えたことは言うまでもありません。

今回の別注では、まだ日本にCHINO素材が流通していない時代、もしマッカーサーの影響でCHINO素材が日本に流れてきたら・・・。

大戦後の日本にアメリカの文化が流れ込み、イギリスのドレススタイルを持ち込んだ白洲次郎も、デニムを愛用していたのは有名な話です。

そんな背景からおそらく日本では、アメリカの素材を作らせるようになったのではないか・・・。

チノ素材もその一つ。

そんな妄想からスタートしました。

イタリアはフィレンツェの老舗シャツメーカー”GUY ROVER”
マシンメイドに定評があり、かつては様々なブランドのOEMを受けていたことでも有名です。

チノクロスという本来であれば無骨で少々野暮ったく見える生地を、ドレスシャツなどによく見られる繊細なステッチワークを施すことによって、クラシカルな佇まいに。

そしてrdv o globe × GUY ROVERの特徴として、ドレスシャツのような生地や縫製にも関わらず、rdv o globeらしいリラックスしたカジュアルシャツ。
あまり例を見ないほどのベストマッチで、昨年発売したものに関しては個人的に2色買いしてしまいました(笑)

さらに今回はミリタリーという”Archらしい”エッセンスが加わり、別注と呼ぶに相応しい唯一無二の1着が完成しました。

程よくゆったりした身幅に、前後バランスの取れた身頃。
ボタンには小ぶりなシェルボタンが使用されており、ディテールだけ見ても緩急のある非常に使い勝手のいいシャツです。

この特徴的なシャツが、張りのあるチノクロスを使用することによって今後どのような経年変化をしていくのかとても楽しみです。

Cap / Pamplona
Over Shirt / Bishop ch.
Shirt / Individualized Shirt
Trousers / Anatomica

本来チノ素材に他のミリタリーアイテムを合わせると野暮ったくなり過ぎるので普段であれば敬遠してしまうところを、むしろ色合わせ的なニュアンスで取り入れる事もできます。

カジュアルにカットソーの上から羽織って軍パンという合わせは鉄板になりそうです。

夏になったらJUTTA NEUMANNのレザーサンダルなどを履いて、軽快に着こなしたい1着です。

ドレスシャツらしい生地を活かして、ジャケットのような着方をしても非常に相性が良く、オックスフォードやシャンブレーといった定番的なシャツが一層引き立ちます。

アイビールックやフレンチルックに差し込んでも違和感がなく、三者三様に楽しむことができるのも非常に面白いポイントです。

またrdv o globe 10th Anniversaryということで、rdv o globeの商品をご購入頂いたお客様に先着でノベルティ Tシャツをプレゼント致します。

デザイナーである前渕氏のご友人がrdv o globeの世界観をモチーフにデザインしてもらったイラストだと伺っております。
是非この機会にお買い求め下さい。

数に限りがあるため無くなり次第終了致しますので、予めご了承下さいませ。

Arch STELLAR PLACE 小見野