レギュラーカラー、スタンドカラー…etc

そんな言葉の意味さえ知らなかった、Arch STELLAR PLACEに勤務したばかりの頃に、先輩方から教えていただいたことがありました。

「襟付きの白シャツ」

どのようなスタイルにも合わせられるベーシックアイテムのひとつとして、必ず持っておくべきものである。というものでした。

そこから「襟付きの白シャツ」を探す旅に出た佐藤でしたが単に「襟付きの白シャツ」といってもディティールや生地など様々。

何を買ったら良いのやら…。

「襟付きの白シャツ」というテーマの旅路を彷徨っていた私の前に最近、一筋の光が差しました。

ARCH / U.S.A.F SHIRT
Color : WHITE
Size : S , M , L
Price : ¥30,800- in tax

1900年中頃に、U.S.A.F (US AIR FORCE)アメリカ空軍に支給されていた、ブルーのオックスフォード生地のシャツを原点とし、ディティールやパターンは当時のものをベースにしながら、Archのエッセンスが加わった1着が誕生しました。

ミリタリーという分野において現代に至るまで、いかに機能的かつ強固なものであるかをそれぞれの国々が追求し続け、ミリタリーウェアを更なるものへと進化させてきたはずです。

ですが、ARCH / U.S.A.F SHIRTは、本来ドレスシャツに使用される細い番手の糸を使用した生地を採用しました。

それでも、あくまでベースはミリタリーシャツ。

縫製はミリタリー、ワークウェアに採用される、ダブルステッチの巻き縫い仕様。

ですが、ステッチの間隔を本来より細かくシャープにし、ドレス寄りの運針にしつつも、チェーンステッチにすることで、ドレスとミリタリーの２面性を持つ、唯一無二のシャツへと昇華しています。

本来、出会うはずの無かった両者が交わることで、スタイルを組む上での幅がこの1着によって広がり、このシャツを介して自分のクローゼットにある様々な洋服たちを繋げてくれる「点と点を繋ぐシャツ」になってくれる1着だと、私は思います。

発売から1週間ほど経ちましたが、休日も欠かす事なく毎日着用しています。

毎日着ることを目標にしていたり、意識したりしているわけではなく、どんなスタイルにも合わせやすい汎用性の高さ故、必然的に着てしまっているのです。

今日はこれと。明日はそれと。そのまた次の日は…。

数日先まで、どのアイテムと組み合わせて着るかのカレンダーができてしまうほどです。笑

しばらく「襟付きの白シャツ」を探して彷徨い歩いていた私の前に現れたこのシャツ。

まだまだ洋服の知識や経験も全くといって良いほど無い私ですが、今の私の「襟付きの白シャツ」の答えは、間違いなくこの1着です。

特に柄などがない、シンプルなアイテム故に見るだけでなく、実際に触れて、袖を通した姿を鏡越しで見たその時にこそ、このシャツが輝いて見えるはずです。

是非、お試しください。

Arch STELLAR PLACE 佐藤