R.A.F SHIRT
ARCHで取り扱っているシャツで”定番”と呼ばれるモノはいくつか存在する。
大定番IKE BEHARやINDIVIDUALIZED SHIRTSのB.D SHIRTS
KENNETH FIELDのシャンブレーシャツ
MOJITOのABSHINTH SHIRTS
FLANK LEDERのBED LINEN SHIRTS
スポーティー、ワーク、アンチカルチャー、デザイナーズ
ちょっと挙げただけでもこれだけのシャツが。
しかしそれぞれ全く違った用途や個性を持つもので
今後も”定番”から外れることはないであろう。
そして、ARCHが大切にするミリタリーという枠組みを代表するシャツとして我々が作り続けているミリタリーシャツである”RAF SHIRT”
一昨年、爆発的人気で瞬く間に完売したあのカラーが
2/25(Sat)から復活いたします。
もう全色持ってるよ。
という方もいらっしゃるかも知れませんが改めて紹介させて下さい(笑)
RAF = ROYAL AIR FORCE (イギリス空軍)
元々はイギリス空軍に支給され、式典等で着用されていた士官用のシャツがベースとなっており、これまでARCHではAERTEX素材を用いておりました。
今一度ヴィンテージのオリジナルに使用されていた刷毛目生地に着目し、1から生地の製作をスタートし何度もテストを重ね、2年前のARCH市電通り
OPENの際にようやくリリース。
1940年代に支給されていたオリジナルは、ブルーとホワイトの糸を
平織りにしたこの刷毛目と呼ばれる生地が採用されており
軍服とは思えない鮮やかな色味です。
首元は当時見られたデタッチャブルカラーと呼ばれる仕様を
そのままに再現しています。
式典の際などには取り外し可能の襟を後付けし、ネクタイを巻いて式に出席。
そして洗濯は襟を取り外して、それだけを洗うという
何とも理に叶ったディテールです。
まあ現代においてはとりわけ必要のないディテールなので
襟は付属しないのですが…
そして前立ての途中でボタンが途切れていますが、これも当時の仕様。
この時代のシャツはタックインが前提とされていたため
腰より下はノーボタンという訳です。
シャツですら古い洋服は何かと理由のあるディテールが
多いというのも魅力的に感じます。
生地だけでなく、縫製にも力を入れています。
裾のステッチなどミリタリーシャツとは思えないほど
細かなピッチで縫い上げられています。
さらに基本的にはドレスシャツの工場にてシングルステッチで
縫製しているのですが、脇下のみ工場を変え、ジーンズなどで見られる
チェーンステッチで縫い上げています。
手を抜こうと思えば同じ工場で全縫製を完結させられるのですが
細部にまで妥協は許しませんでした。
脇下部分がこの縫い方になるだけで、ドレスシャツのような繊細さに
ミリタリーシャツらしい武骨な面構えも持ち合わせるようになり
このギャップが堪らないのです。
汎用性の高さは言うまでもなく、春夏秋冬いつでもその時々で
最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
現在オーダーイベントを開催中のFANNI LEMMERMAYERとの相性も◎
是非これから迎える春やオーダー品を受け取れるであろう秋頃に
トライして頂きたい組み合わせです。
真夏はRAF SHIRTに軍パン、足元はJUTTA NEUMANNや
BIRKENSTOCKなどのサンダルなんかとラフな合わせがオススメです。
冬はヘビーオンスのジャケットやアウターのインナーにすることも可能です。
以前札幌で勤務しているとき、スタッフ同士で食事に行くことがありました。
その際このRAF SHIRTS、驚異の5人被りという事件が発生したことも…(笑)
それほどスタッフ人気も高い1着です。
今年も即完売が予想されますので、以前から気になっていた方は
是非お早めにご覧下さいませ。
ついついTシャツ1枚になってしまう関東の夏こそ
この時期にしかできないお洒落を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ARCH TOKYO 小見野
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