理想の白シャツ
ブルックスやインディビのボタンダウンシャツでも、KLASICAやCASEY CASEYといったモダンなシャツでもない。
ARCHが提案したい白シャツとは?
ARCH SAPPRO ” IRISH SHIRT”
COLOR / WHITE
SIZE / S , M , L , XL
PRICE / ¥39,600- inc tax
ベースとなったシャツは、弊社オーナー山内が所有する1920s’頃のドレスシャツでした。
ドレスシャツなのにも関わらず、小ぶりな襟元や極力ステッチを見せない細かい部分まで行き届いているステッチワークに感銘を受けたと山内は語ります。
腕の良いマシンメイドらしく極力ステッチを見せない縫製や、佇まいはドレスシャツ然。
タキシード用のウイングカラーのシャツなんかに似ているけれど、小ぶりなレギュラーカラーってかなり珍しいと思いませんか?
ボックスシルエットのドレスシャツというユニークな響きに小ぶりの襟ときた。
でもこのバランスが良いのです。
ミリタリーやワークを軸に据えるARCHとして、カジュアルに着れる”白シャツ”を作りました。
縫製を手掛ける工場は、ドネガルツイードやアイリッシュリネンで名高いアイルランドのドネガル地方で、親子3代にわたり守り続けている腕のあるシャツ専業ファクトリー。
どうやらアイルランドで稼働している工場は、今現在数える程度しか存在していないんだとか。
そして今回縫製を依頼した工場も、もう間も無く廃業してしまうそうです…
そして今回選定したファブリック。
英国ランカシャー地方で1796年に創業した、シャツ生地の老舗ミルThomas Masonの生地を採用。
“Thomas Mason”というと服好きであれば1度は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?
当然私も聞き馴染みのある生地だったのですが、実際に手に取った時に感じました。
え?これがThomas Masonなの?
ブロード生地のような薄手の生地を想像していましたが、程よい光沢とハリ感、凹凸感ある通年着ることのできる厚さ。
自分が想像するThomas Masonの生地のイメージとかけ離れていたのです。
縦糸100番双糸/横糸80番双糸と縦糸と横糸にそれぞれ番手(糸の太さ)の違う糸を組み合わせることで、実際に手に取るとシンプルながらも微かな凹凸感と滑らかな触り心地が感じられる生地感です。
正直こればかりは、袖を通して初めて良さを実感できるシャツであると思います。
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ドレスシャツがベースとはいえ、弊社オーナーだけでなくARCH全スタッフが伝えたいのはあくまで”カジュアルに着て欲しいシャツ”
上品なシャツを敢えてアイロンをかけず洗いざらしで。
ラフにお持ちのカジュアルパンツに合わせてみてください。
今まで、白シャツに苦手意識があった方でも不思議とこれなら!と思っていただけるシャツです。
発売まであと少しです。
ARCH TOKYO 矢部
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