Moment Ⅴ ”F.D.G” by KLASICA
ARCHのblogをご覧の皆様、こんにちは。
わたくしgenre(ジャンル)砂原と申します。
今日は今週末行うイベントについてお話しさせてください。
genreそしてARCHでも展開のあるKLASICA。
デザイナー河村さんとオーナー山内の出会いは2003年だったはずです。
2人の接点はヨーロッパのワーク、ミリタリーを主としたヴィンテージアイテム。そんな共通点からARCHでは2005年よりKLASICAの取り扱いをスタートし、後にレディースでも展開を始めます。
今となってはARCH、genreのスタイルを語る上で欠かせないブランドの一つです。
ARCHとKLASICAの歴史は17年と長く、genreとしては何度か一緒にイベントを開催させていただいたり、KLASICAのCIRCAをgenre madeで製作したり…私自身もバイヤーとして10年以上大変お世話になっています。
そんなARCH、genreに精通した河村さんに、「男性にも共感してもらえるようなアイテムを作りたい」と相談した事から、F.D.Gと題した新たなプロジェクトをスタートしました。
FR-C.Ⅳ “F.D.G”
for genre and Arch
F.D.Gとは”Frere De Genre”の頭文字で、genreの兄弟のような意味。
普段のARCHの視点から少し離れて、genreが考える男性像とは…?とイメージしながら作ってみようと進めていったのです。
私は真っ先に”FR-C”を作ってもらえないかと依頼しました。
フランス軍のモーターサイクルコートをベースとし、2013年に生まれたKLASICAの名作です。
今となってはフレンチミリタリーと言えばというくらいメジャーな存在であるモーターサイクルコートですが、当時は知る人ぞ知る無名のアイテムでした。
私自身もこのFR-Cからオリジナルを知ったものです。
特徴である迫力のある表情、Aラインのシルエット、フレンチヴィンテージ特有の優美なネック…. オリジナルのエッセンスをきちんと残しながらモダンに仕上げているFR-Cは、まさにgenreらしいと思えるアイテムでした。
ミリタリーを品よく着こなす。
クラシカルなのに現代的で上品さが漂うスタイル。
凛とした強さや空気を感じるようなモノトーンの装い。
そういったスタイルがgenreの理想であり、男性像をイメージしながら… FR-Cを「0」から改めてパターン、素材と進めて行きました。
27日からのイベントでお披露目しますので、お楽しみにしていてください。
genre tokyo
https://genre-tokyo.com/
https://www.instagram.com/genre_vintage/?hl=ja
さてここで、遅ればせながらgenreのご紹介を。
主にフランス、イギリスで買い付けた1940年代頃までのヴィンテージウエアを中心に、素材や縫製に拘ったオリジナルレーベル”genre”、KLASICA、OUTIL、MARIA RUDMANなど国内外のブランドをセレクトしております。
古くからフランスではスタイルを持った人のことを「あの人は良いジャンルを持っている」などと言われてきました。
genre(ジャンル)はスタイルを持った大人の女性へ、普段の装いにさりげなく取り入れることのできる、Vintage Styleを提案したいという想いをもって、2015年札幌にオープン。
その後、昨年の11月に東京へと場所を移し現在に至ります。
それからというもの、よく足を運んでくださっていた北海道のお客様に、以前のようにお買い物を楽しんでいただければと思い、故郷である札幌でPOP UPを開催しています。
今回はARCH2Fで開催させていただくことになりました。
店内の商品丸ごと持って参ります!
MOOMENT 5 “F.D.G”
KLASICA ×genre ×ARCH
2021.8.27(fri) 28(sat) 29(sun)
in Arch Sapporo
上記期間中はKLASICAの新作やアーカイブ、genreのアイテムを一同に揃え、ARCH2FをKLASICAとgenre、Vintageで埋め尽くします!
また、特別なFR-C .Ⅳもこのイベントで販売開始です。
ジャンルを持ったARCHのお客様へ、KLASICAそしてgenreの世界観、Vintage Styleをご紹介できれば幸いです。私、砂原も店頭で皆様のご来店をお待ちしております。
genre 砂原