AUBERGE×Arch 別注コート受注会&別注”Errant”
先日のインスタライブでも告知させて頂いた、明日から始まるAUBERGE 22AWのArch Exclusive itemの受注会および別注コートの詳細を改めて紹介致します!
今回Archのために型紙から製作して頂いたステンカラーコート、アイテム名は”Errant”。
放浪する者の意を冠した名前に相応しい1着です。
今回の別注製作に至った経緯は、弊社系列店のArch TokyoスタッフがAUBERGE 22AWの展示会に足を運んだ際に、次期のメインファブリックであるDroguet素材に出会うところから始まります。
フレンチヴィンテージの始祖とも呼べる”Droguet”とは、遡ること1600年代。
まだモールスキンやシャンブレーといった代表的な素材が無かった時代に、貴族が着用していた衣類に使用されていた生地。
後に農夫たちを中心に大衆へと浸透し、農作物が育たない冬に家庭用織物として一般化して行きます。
その生地を用いて、ステンカラーコートの代表的なブランドである英国B社がアメリカンマーケットに進出していた際に製作していたアメリカ製の物にフォーカスし、Archらしい解釈のもと別注製作に至りました。
通常のステンカラーコートよりも短く設定されている裾丈は、1cm単位で緻密に修正を重ねており、生地感や細部を活かす絶妙な丈感に。
しかも使用する生地はDroguet生地の裏側。
この時点で今回の別注だいぶ普通ではありません…(笑)
この別注案をデザイナーである小林氏に提案したときは、ステンカラーコートの丈を短くして更にはDroguet素材の裏側で製作するという未知の挑戦に「カッコ良くなる保障はできない」と言われましたが、僕ら売り手側が本当に着たいと思えるコートを作りたいという思いから、妥協のない1着が仕上がりました。
生地の裏使い自体は問題なくカッコ良いのですが、そのまま使ってしまうとインディゴがインナーを汚してしまう恐れがあるため、裏地を取り付けております。
またこの茄子紺のような色味が、表地の軽快な生地感を離れすぎないようグッと地に足を着け、絶妙な雰囲気に。
縦糸にインディゴリネン、横糸にウールを用いて織られたDroguetを使用したコートは、ウールならではの暖かさと重厚感はありながらも空気を孕んだようなシルエットで、今までに無い独特な雰囲気を纏っています。
トップに配置されているボタンは、デザイナーである小林氏が所有する秘蔵ボタン。
1800年代後半のフレンチファイヤーマン(消防士)の制服に使用されていたヴィンテージボタンを、今回の別注アイテムのために放出して頂き取り付けて下さいました。
このさり気ないワンポイントが、コートをさらにワンランク上へと引き立てています。
そのため、今回のコートは完全受注制、今回のオーダーイベントでしか手に入れることができないスペシャルピースです。
ですので、あの時オーダーしておけば…なんてことが無いようお気を付け下さいませ!
また限定生産のため、一定の数量に達した時点で受注会は終了致しますので、気になられている方は是非お早めにオーダー下さい。
以下、AUBERGE×Arch “別注Errant” 受注会の詳細です。
・開催期間:3/25(Fri)〜3/27(Sun)
開催場所:Arch STELLAR PLACE
・今回の別注Errantは完全受注制ですので、今回の受注会でオーダーを承ったお客様分のみのご用意となります。
・オーダーの際には、前金として現金にて¥40,000-を頂戴致します。
・納期はおよそ10月頃を予定しており、到着次第随時オーダー頂いたお客様に連絡を差し上げます。
・オーダー確定後のキャンセルはお受けできませんので、予めご了承下さいませ。
受注会詳細は以上になります。
受注会期間中は、弊社系列店で取り扱っているAUBERGE 22SSの新作たちを集結させていますので当店で取り扱いの無かったアイテムたちや欲しかった洋服が実際に見ることができる絶好の機会です。そちらもお楽しみ頂けますと嬉しいです。
期間中たくさんの方にお会いできるのをスタッフ一同楽しみにしております!
AUBERGE×Arch 別注コート受注会と同タイミングで、上記のイベントも同時開催致します。
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欲しいけど高くて中々手を出せなかったあのアイテムが、大変お求め易くなる年2回のビッグイベントですので、こちらもお見逃しないよう宜しくお願い致します!
Arch STELLAR PLACE 小見野