6th Anniversary Item① “TOM GRUAT × ARCH”

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いつもブログをご覧頂き有難うございます。

また、当店”ARCH TOKYO”をご贔屓にして頂き誠に有難うございます。

ARCH TOKYOは4月17日をもって6周年を迎え、

7年目に突入致します。

自分も東京店立ち上げから携わり、もう6年。。。

毎年様々なイベントや打ち出しを考えて駆け抜けてきたせいか、とても時間が経つのが早く感じます笑

今月から札幌地区より小村(元東京店メンバー)がカムバックし、新しいスタッフの森島も加わり東京店としては新しいスタートを切るタイミングとなりました。

都内や関東近郊の方はもちろん、遠方の方々も今後ともARCH TOKYOを宜しくお願い致します。

さて、ここからは表題にもある今回の6周年を記念した商品をご紹介していきます。

遡る事、昨年2023年6月頃…

弊社代表山内はANATOMICA関連の業務とヴィンテージ買い付けを目的としてフランスを訪れていました。24年4月17日に周年を迎える札幌本店と東京店の現場スタッフ達から”周年の目玉となるようなモノを見つけてきて下さい”となかなかの無理難題なミッションも課せられ、少なからずのプレッシャーはあったのではないでしょうか笑

そんなフランス滞在時の時間も限られる中、山内が考案した周年の目玉が世界的フレンチヴィンテージディーラー”TOM GRUAT”通称トムとのコラボ企画。

今でこそ日本国内でフレンチヴィンテージを扱っているお店の多くを顧客に持つ、まさにフランス古着のパイオニア的存在のトム。ANATOMICAのピエール氏や寺本氏とも古くから付き合いがあり、弊社代表山内とも国内にヨーロッパヴィンテージの流行がくる以前からの付き合いをもつ人物です。

国内外から独自のルートで集めに集めたヴィンテージをファッションバイヤーやファッションデザイナーなどに販売する事を主な仕事にしているトム。過去に今回のようなコラボ企画に乗った事は1度もないとの事。旧知の間柄である山内のお願いだからこそ実現した初となる特別な企画となりました。写真は2年程前にアメリカで出版されたフレンチヴィンテージを特集した本になります。勿論こちらの本にもキーマンとして”トム”が10ページ程特集されており、付き合いの深い日本のショップも何店舗か掲載されております。その中には我らがARCHの姿も…。

企画としては、トムが長年ヴィンテージディーラーをしている中で、希少である故に販売せず、自身で大事にコレクションしているとっておきのフレンチヴィンテージを”当時の技法を用いて再現する”というとても手間がかかりそうな企画。

そして、、、そのヴィンテージがこの見たことのない1920~30年代フランス海軍のデッキジャケットだったのです…

このデッキジャケットを元ネタに話に話を重ねた結果、同時期にフランス国内に存在したやや薄手でもちっとしたブラックモールスキンをイチから製作し、当時同様の製作過程を踏襲すべく、手作業による染色を重ねに重ね、インディゴブラックカラーを表現するという内容のものでした。

*厳密には1900年代初頭のブラックに映るリネンやコットンの染色は、手染めしたインディゴ地に同じく天然染料の柿渋のタンニンを混ぜ、畑の土などにある鉄分を利用。そうする事によってブラックインディゴと呼ばれる色味を表現していたと推測されており、今回の染色工程も同様の工程で染色されております。

使いこむことでかつてのヴィンテージさながらの重厚なインディゴカラーへと変貌していく様は持つ者にしかわからないロマンを秘めているのではないでしょうか。

胸元についている紙は山内がパリ市内の蚤の市で自ら1枚1枚見つけてきた雰囲気のあるポストカード。当時のワークウェアに決まって付属していた紙のフラッシャーとしてランダムにお付けしております。

FABRIC : BLACK MOLESKIN (COTTON 100%)

COLOR : BLACK INDIGO

SIZE : S / M / L

PRICE : ¥88,000- inc tax

今回限りの20着限定品。

ARCH SAPPORO 10着 ARCH TOKYO 10着

4/20(土)2店舗同時販売開始です。

是非、実物を見にいらしてください。

また、明日公開のブログでは東京店限定周年記念アイテムをご紹介致します。

乞うご期待ください。

ARCH はら