JUTTA NEUMANN / ALICE

夏になると、靴選びが少し難しくなります。
ラフすぎても気が抜けて見えるし、かといって構えすぎると暑苦しい。
そんな中で、何も考えずに手が伸びるサンダル。
JUTTA NEUMANN “ALICE”
Archでは毎年提案し続けており、盛夏を迎えるころには店頭から姿を消しているALICE。
その理由は理屈よりも、実際に履いてみるとわかる気がします。
ただ、気づけば履いてしまう。そんなサンダルです。
JUTTA NEUMANN / ALICE
COLOR / BROWN
SIZE / 7D , 8D , 9D , 10D
PRICE / ¥82,500- (inc tax)
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JUTTA NEUMANN / ALICE
COLOR / BLACK
SIZE / 7B , 8B, 7D , 8D , 9D , 10D
PRICE / ¥82,500- (inc tax)
[ONLINE SHOPはこちら]

一見すると、武骨なシルエット。ソールは分厚く、レザーのストラップも主張がある。
しかし、足を入れて数歩歩くけば、その印象がすっと変わります。
ALICEの魅力は、足裏全体をしっかり支えてくれる土踏まずのアーチ。
これがあるだけで、サンダルの“頼りなさ”とは無縁になります。長く歩いても疲れにくい。
人体構造に基づいた見た目以上に実用的な作り。
サンダルというよりは、モディファイドラストのAldenのような革靴に近い履き心地。
土踏まずのアーチをサポートすることで本来人間の持つ歩行機能を引き出してくれるような感覚です。

アッパーに使われているのはLatigoレザー。
アメリカ西部のネイティブアメリカンやカウボーイが使用していた革の製法を元に作られ、オイルをたっぷり含んだこの革は、初めはハリがあってしっかりしていますが、履き込むほどに驚くほど柔らかく、艶やかに育ちます。色の変化も、表情の変化も、どれも使い手次第。
同じモデルでも、持ち主によって全く違う顔になる。
それがまた、ALICEの“育てがい”のあるところです。

左:スタッフ私物(着用3年)
右:新品

土踏まずのアーチ構造は履く人の足形に合わせて沈み、アッパーのレザーは驚くほど馴染み、柔らかく、艶を増していく。
東京店では、定番のブラックに加えて、ブラウンをご用意しています。
このブラウンは系列店では東京店のみの取り扱いです。
Latigoレザーならではの赤みを含んだ深いブラウンは、黒ほど引き締めず、かといってナチュラルすぎない。
Archが提案し続けている、5Pジーンズ、チノパン、ミリタリーパンツ、グレートラウザースにもよく合います。少し足元を“抜く”つもりが、結果的にコーディネートが締まる。そんな色です。

スタイリングにおいて、これほど「場面を選ばない」サンダルは他に思いつきません。履く人のスタイルを邪魔せず、でも確実に全体の雰囲気を底上げしてくれる。JUTTA NEUMANNのALICEは、まさにそんな一足です。




たかがサンダル、されどサンダル。気がつけば、玄関にある他の靴を差し置いて、
今日もALICEを選んでしまう。
理由は後からついてくる。そんなサンダルがひとつあると、夏は少し軽やかになる気がします。
店頭では,ブランノックデバイスを使用して正しいサイズをご提案させていただきます。
サイズ選びが命のサンダルです。サイズ欠けもでは締めておりますので、ぜひお早めに店頭でご試着ください。
Arch東京 小林