KENNETH FIELD / SINGLE MONK STRAP by SANDERS
COLOR / MILKSHAKE SUEDE
SIZE / UK6H , UK7 , UK7H , UK8 , UK8H , UK9 , UK9H
PRICE / ¥75,900- (inc tax)
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昨年7月、京都、KENNETH FIELD 25年春夏の展示会へ。
どんなコレクションがならんでいるのだろう、、
背筋がとおる緊張感を感じながら、初めて見て着ることができる高揚感と期待を胸に新幹線に乗る。
新幹線の中、京都についてからスタジオにむかうまでも、Arch Tokyoに並ぶKENNETH FIELDのイメージを膨らませる。

当日の天気は曇り。
7月の京都は蒸し風呂のような気温と蒸し風呂でスタジオに着いた時は汗だくになっていました。笑
スタジオに入ってすぐ、見たのは25年春夏のKENNETH FIELDのシーズンテーマ。

“Under the Sky”
初夏の空、緑が風に揺れて、
川が流れ、遠くの海が綺麗で、
波打ち際の砂浜で飛沫に歓喜する
休日。
国籍やルールはあっても、
感じていたいのは同じ空の下。
Kenneth Field Spring and Summer 2025

文章をひとめ、イメージがもくもく浮かぶコーディネートのイメージ。
ジメジメした湿気から一転、爽やかな海外のビーチ（行ったことはないけれど、、）を想起させ、涼を感じる。
隣にはKENNETH FIELDの25年春夏のコレクションに使用された生地スワッチ。
まさにビーチを連想させる爽やかなカラーと柄の生地に、見ていて心が躍りました。

ターコイズブルーやエメラルドグリーン、晒した真っ白、ダークブラウン、そして今回ご紹介するタンカラーのスウェード。
これはなくてはならない、使命感にも駆られた気持ちでこの靴をセレクトいたしました。

MONKSTRAP by SANDERSについてのお話、KENNETH FIELDデザイナー草野氏のラジオはこちらからお聞きください。
【ジジイ放談 ＃169はこちらから】

数年ぶりにリリースされるシューブランドとKENNETH FIELDのコラボレーションコレクション。
今回は1873年、イギリス靴の聖地ともいうべくノーサンプトンにて創業したSANDERSに製作を依頼しました。

SANDERSはイギリスの軍靴やイギリス官公庁向けに靴を納入してきた実績をもち革靴としてハイコストパフォーマンスを保ち続けております。

札幌店に在籍していたころ、SANDERSのトリプルステッチのミリタリーダービーを履いているお客様がたくさんいらっしゃいました。
弊社系列店舗ステラプレイスにて展開しているのですが、質と価格の面で信頼をおいている、とおっしゃっているのを覚えております。
道路状況が厳しい北海道にて、SANDERSの耐久性がいかんなく発揮されていた何よりの証拠かと。

KENNETH FIELDでは、25年春夏のシーズンテーマになぞらえ、モンクストラップスタイルの革靴を製作。

英国靴らしい丸みを帯びたスクエアトゥとミニマルなトゥデザインによるロングノーズなラスト、
イギリス・Charles F Stead社のベージュタンのスウェードレザー、
靴のイメージにマッチする素材とサイズの調整を加えたシルバーバックル、
そして歩行のしやすさや靴の重量を軽くすべく、つま先の芯をなくし、1枚のクレープソール仕様に。

足を通していただくとまず感じるのが、あまりに履きやすくストレスがなさすぎること。
スウェードレザーが足を包み、屈曲の良い1枚仕立てのクレープソールとつま先の芯がないことで、
これほどまでに靴のフィットが変わるんだ、と驚くと思います。

一歩踏み出して靴の屈曲の良さを確認、足を上げて靴の軽さを確認、着地してクレープソールの柔らかさを体感。
暖かくなってきて外出するときに思わず履きたくなってしまう、そんな存在になるはず。

ベージュタンカラーから想像する春の雰囲気。
せっかくの春の陽気、パッと明るく見えるようなライトカラーの洋服を身につけたい。
とりあえずこの靴を履いて外に出よう、そんな気分にさせてくれます。

ヒトの肌の色に近いベージュタンカラーはインディゴブルー、ミリタリーオリーブ、ブラウンカーキなど色合わせを選びません。
スウェードレザー特有の起毛感を活かして春夏はリネン、秋冬はコーデュロイ、フランネルやモールスキンなどの素材合わせも楽しみ。
洋服が好きなみなさまに向けてコーディネートのイメージが加速する、アイテムなんです。

最近、Arch Tokyoのある柳橋周辺でも柳に新芽が出てきまして。
このベージュタンカラーのモンクストラップで今年の春のコーディネートをお楽しみください。
この靴と一緒に1年間どうコーディネートするか、ぜひ店頭にてご提案させてくださいませ!!

Arch 東京店 小村