KOLLAR, Francois (1904-1979)
フランスの写真家フランソワ・コラー。
コラーが発表した【LA FRANCE TRAVAILLE = フランスは働く】は、労働者、農村のルポルタージュ、建築、ファッション、静物、を撮影テーマに、現代でも様々な方たちに影響を与え続けている写真集です。
昨今ではアメリカンヴィンテージと並ぶくらい日本でも浸透したフレンチヴィンテージですが、この写真集ではそのアイテムをリアルに着用している瞬間が描かれています。
そんなLA FRANCE TRAVAILLEを見て、フランスに住んでいたこともあるAUBERGEデザイナー小林氏が影響を受けたアイテムが今回ご紹介する、その名も【KOLLAR】です。
1938年フランソワ・コラーの写真集の中で着用しているダブル仕様のジャケットをモチーフとしたKOLLAR。
小ぶりな襟、ダブルブレストの仕様が目を引くKOLLARですが、裾をラウンドカットにアレンジすることで、シャツ感覚で着用できる見た目以上に合わせやすい一着です。
アームの太さやインバーテッドプリーツなどAUBERGEらしいコアなディテールをアレンジし、綺麗なシルエットを生み出しています。
生地は、1800年代後半から第一次世界大戦にかけて作られていたヘリンボーン生地を忠実に再現し、フレンチヴィンテージを代表する組織である綿麻の混合素材”メティス”にアレンジ。
また、その生地をブラックインディゴに染めることで、奥行きのある独特な雰囲気に仕上げ、経年変化も楽しんでもらえます。
“厳選した上質な素材を日本の職人の手で調理する”というブランド名の由来にもなったAUBERGEの名にふさわしいオリジナルファブリックです。
メティス生地(コットン×リネン)ということで、これからの季節にも重宝しそうなKOLLAR。
今のフランス人ならどう着るか?
そんなことを考えながら着用したい一着です。
KOLLAR BN
MATERIAL / COTTON × LINEN
COLOR / BLACK INDIGO
SIZE / 38 , 40 , 42 , 44
PRICE / ¥63,800 in tax
Arch 松本