AUBERGE / GRIS

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le corbusierがアトリエで着用していたとされるユーティリティシャツジャケットよりデザインの着想を得たAUBERGE 新作”GRIS”。

そもそもユーティリティシャツとは第二次世界大戦後の1947年、M-47ユーティリティシャツから1987年の間に数回改良を繰り返し生産されていき89年頃まで実際に使用されていたと言われています。

1960年代に登場したジャングルファティーグジャケットの前身となるアイテムで、使い勝手の良い戦闘服として陸軍、空軍、海軍に普及し軍人たちの仕事を支えていました。元々はヘリンボーンの生地が使われていましたが、コットンサテンに変更した後に「OG – 107 SATEEN SHIRTS」と正式名称として呼ばれています。

軍用として使われてきたという歴史を持つユーティリティシャツジャケットですが、AUBERGE 3シーズン目となるオリジナルのフレンチモールスキン企画によりAUBERGEらしいアメリカとフレンチがミックスした仕上がりに。前作までの織糸を染めてから織り上げる先染の手法とは異なり、白生地を織って製品にし、その後染め上げるという後染の手法を用いることで今までにはない風合いを感じます。

AUBERGE / GRIS
SIZE / 38 , 40 , 42 , 44
COLOR / OLIVE , BLACK INDIGO
PRICE / ¥ 49,500 – IN TAX

カラーはグレー掛かったoliveとblack indigoの二色より展開され、どちらもフランスらしいエレガントな色合い。

背面にはインバーテッドプリーツが施されており、当時のユーティリティシャツジャケットらしい機能性を考慮したデザインです。身幅もややゆったりとした佇まいで着用時のストレスを一切感じさせないシルエットとなっています。

襟元はスモールカラーで、襟を立たせて着用しても違和感を覚えさせないエレガントなデザイン。

トラウザーズにバスクシャツを合わせ、ブラックモールスキンならではのエレガントさを生かしたスタイルを組みました。

また、オリーブカラーではジーンズにシャンブレーシャツという組み合わせにしました。OG107がベースとなっているシャツジャケットを合わせることでアメリカらしいスタイルとなりますが、モールスキンに加えてグレーがかったオリーブカラーというフランスらしさが、まるでフランス人から見たアメリカのファッションのようなスタイルを体現してくれます。

シンプルな佇まいであるが故にあらゆるスタイルに順応してくれるAUBERGEのフィルター通した”GRIS”。
自分だけのスタイルに一層の楽しみを間違いなく加えてくれる”GRIS”を是非当店でお試し頂きたく思います。

Arch STELLAR PLACE 柳田