僕の愛用品 / GUIDI&ROSELLINI
いつもブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
こんにちは、小見野です。
本州も梅雨入りが発表されましたね。
この時期になると「自分天気悪いときに履く靴無くない?」と突如として靴問題を突き付けられる方が毎年いらっしゃる気がします。
そこでオススメしたい靴がGUIDI&ROSELLINIのワークブーツたち。
僕個人的にもかなりの頻度で愛用しており、エイジングサンプルもあるので購入した経緯や新品の状態と比較しながら書き進めていきます!
1896年イタリアはトスカーナにて創業したレザータンナーメーカー “GUIDI&ROSELLINI”
様々なメゾンブランドからマテリアル供給の要望が後を経たず、名実ともに世界最高のタンナーと呼ばれ
その皮が自社製品にも使用されており、創業当時に製作していたワークブーツを、当時と全く同じ作り方で現在においても生産しています。
雄大なアルプスで育った雌のステア牛の原皮を、化学物質を一切使わず天然の植物性のタンニンを使用し
時間をかけて丁寧に鞣された革は14世紀ごろからトスカーナに受け継がれ続ける伝統的なVacchetta Leatherの製造方法です。
それを熟練の職人の手によって・・・
特徴を全て書きたいところですが、今回は実際に履いてみての感想にフォーカスした内容ですので、商品の詳細は是非過去のブログをご覧ください。
ARCH STELLAR PLACEに在籍したばかりの休日、遊びに行ったARCH SAPPOROでALDENやPARABOOTといった見知った靴が並ぶ店内に明らかに異質な雰囲気を醸す靴がありました。
先輩に聞くとGUIDI&ROSELLINIのワークブーツで、先の説明のようなスゴい靴らしい。
未熟な僕はいまいちカッコ良さが理解できずに、特に気に留めないまま札幌で初めての冬を越しました。
月日が経ち、ちょうど今時期に再訪問。大体特に用事はなかったのですが友人もいない土地ではちょっとしたオアシス的な場所でした(笑)
またしても、太々しくもどこか色気のあるワークブーツに目を奪われてしまうと同時に「今までワークブーツに手を出したことないな」なんてことをぼんやり考えていました。
アイビースタイルやドレスカジュアル的なスタイルを好んでいた僕にとって敬遠気味だったワークブーツですが、チャッカ型というのもあり急に身近に感じたのです。
アメリカのワークブーツを履くように5ポケットジーンズやミリタリーパンツと合わせたり、チャッカブーツを履くようにトラウザーとの相性も良い。
自分のコーディネートが一気に広がっていく感覚を妄想し、気がついたら購入してました。
決して買いやすいと言える金額の靴ではないですが、だからこそ思い切って過剰な手入れは行わず雨の日もガシガシ履きこみました。
Vacchetta Leatherに含まれる大量の油分のおかげで、雨も雪もどんな天候でも問題なく履けてしまうので特に天気の悪い日はもっぱらこの靴しか履かなくなってしまう始末。
そして何と言ってもこの荒々しいエイジングがまあカッコ良いんです。どんどん汚れてワークブーツらしい
武骨な表情になっていく愛靴を見て、テンション上がる不思議な感覚を味わえるようになりました。
天気を選ばず、履けば気分の上がる靴を1足持っていると何てことない日が楽しくなるはずです。それが一生モノであれば尚さらに。
北海道で3回目の冬に雪を踏みまくってやろうと意気込んでいたのですが、ARCH TOKYOへ異動になってしまったのは唯一悔やまれるところです…(笑)
僕が購入した”1808 FRANCESCO”以外にも短靴やL社のガムブーツを彷彿とさせるモデル、NATURAL以外のBROWNカラーなど様々なモデルがございます。
現在では新たに仕入れることができないのでということもあり、在庫のあるサイズで足の合う方は是非試してみて頂きたいです。
革靴の概念が変わる1足になります。
GUIDI&ROSELLINIについては、弊社でお世話になっている”rdv o globe”デザイナーの前淵氏が
AMVAI内でご執筆されたブログが非常に面白いので最後にURLを残しますので是非になってみてご覧下さい。
https://amvai.com/review/37/227
ARCH TOKYO 小見野
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通信販売対応も承っております。
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